2010年2月24日水曜日

BALI留学その1

初めてプチ留学でバリ島を訪れる前に、近所に住む(とっいっても年に10日も居ない)世界を旅する作家、AKIRAさんにバリ島に行くなら誰に会うべき?空き時間がほとんど無いから1人だけ紹介して!と、聞いたところ、即答でMASに住む『ユダ。』とのこと。

了解。

とTELだけ聞き、飛行機に乗りました。

飛行機で7時間・・・無事現地に到着。

深夜11時半頃でした。

ガイドブックに載っていたように荷物受取の場所にすでに怪しげな男性たちが・・・。

スルーしてスクールのお出迎えを受ける。

ちょっとガイドブックと違う・・・。とショックを受けながら喧騒の空港から、バイパスをスクールの寮に向かいました。

ココですよ。と、降りた途端アレ?ガチャボコの道(?)

リゾート気分満載の私は少しヒールのあるミュールで大失敗。



まぁいいや・・・明日には散歩様にサンダルを購入しよう。

なんとかチェックイン。

日本語が話せる綺麗なバリニーズにロビーに通され、

ウェルカムドリンクとおしぼりを出してもらったのですが、

ウエルカムドリンクの横に添えられたフランジパニを見てバリ島に来たのだと実感が湧いてきた。

そして簡単にスクールのシステムを受け携帯も渡されて

早速お部屋に通されました。

部屋に着いた途端・・・・・ココで数日暮らすの?

えぇ?

なんと壁にヤモリが・・・・・・・・ガーン。初めて室内でヤモリ見た。怖い。


クローゼットを開けると虫除けの異臭を放つカラフルなボールが・・・・。え?一体何が出るの?

スーツケースからクローゼットに荷物を移すことを断念。

とりあえず明日から入校式と授業。

シャワーを浴びて寝よう。

シャワーを捻るとまたなんか臭い。

もう、いやだ、

帰りたい。

シャワーから出てくると

ヤモリの姿が消えているではないか!!

えーもう本当に嫌。

しょうが無いのか・・・・。ココはバリ島。

でもこんなの本には載って無かったよ・・・。

トホホ・・・・ココで暮らす自信が無い。

電気をつけたままテレビで気を紛らす事に・・・。

しばらくすると、

いきなり

『ケタケタケタケタ・・・・・・・・』

えっ

何この音?ってか声。


はっヤモリ?

直観でテレビの後ろと気が付いた。

しゅるるるるるってテレビの後ろの壁をヤモリが窓の方へ移動してったっ!

ショック・・・・あぁ挫折して明日帰るかなぁ・・・・・。

ホント精神的に辛い。

寮に着いたら食べようと成田で買ってきていたおにぎりを食べる事すら出来ない状態にまで落ち込んだ。

とにかく朝8時に食堂に行けば寮にいる日本人女性と会える。

必死に一睡も出来ず朝を待つ。

5時30頃にうっすら明るくなってきたことに気が付き、

ビーチまで散歩することにした。

スクール案内には5分でビーチ。日の出綺麗を書いてあったのを思いだした。

部屋が怖いこともあり早々に部屋を出た。

そっと寮の裏門を出ると、

頭の上に大きい籠を載せた人が歩いてる~

OH!

バリ島。これだよこれだよと思いながらビーチへ突き進む。

小鳥のさえずりに道に落ちているフランジパニの花たち・・・

目線を上にあげるとフランジパニが咲き誇ってる!う~ん素敵~最高!

ビーチへ着くとすでに朝日前に沐浴している人

ヨガをする人・・・

そして朝日が昇る・・・・。

あぁ幸せ。

ここには育児も無い。

姑も大姑もお舅さんもいない。

家族もいない。

御近所さんもいない。

誰も私の事など知らない。

しがらみもない自由を感じた。

ただの日本人女性。旅行客。

 『自由』を感じた。

この時点で部屋の恐怖と差し引きでプラスマイナスゼロかな?と思いながら

しばらくマイナスイオンを感じて

また寮へ重い足で戻り、朝食のある食堂へ向かった。

『スラマッパギー』寮の管理や清掃をしている数人のバリ人が声を掛けてくれた。

(初めてのパギーっ、ちょっと感動)

すでに2週間滞在していた先輩女性が

食堂で気さくに声を掛けてくれた。

ほっとしてみんなと同じ朝ごはんを食べようとしたけど、

出てきた食事に・・・・う~んやっぱり食欲はゼロ。



こんなスタートだけど、この後の諸々で今では一番大好きなBALIサヌール地区。そして謎のユダ。

その2に続く・・・

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